角膜とコンタクトの関係ってなに?
こんばんは🌙
コンタクトレンズを使っている方「角膜(目の表面)に傷がついてるよ」とか言われたことありますか?
じゃあ角膜ってどこの部分なんでしょう?
角膜は「黒目」の部分の細胞のことです✨
角膜は血管のない透明な細胞で光を通す役割。カメラでいうレンズの役割をしています!
涙で覆われていて、そこから栄養をもらっている細胞です。
では、角膜に傷がついたらどうなってしまうのか…
上の写真で真ん中辺りに緑色が濃くなっている部分わかりますか?
これは、フローレス試験紙で目の表面を染色した写真です!
緑色が濃くなっている部分が目の傷なんです😳
この傷は大体2-3日で治療できる事が多いのですが、細菌やウイルスによる感染症が起きる可能性があります💦
感染症を放置してしまうと失明の原因になるくらい怖い事なんです😰
コンタクトレンズを長時間装着していたり、ケア用品を正しく使えていなかったりする事でも目に傷は出来てしまいます。
コンタクトレンズはつい手軽に購入できるから軽く考えてしまいがちですが、正しく使わないと知らない間に目を危険に晒してしまう可能性があるんです‼️
コンタクトをつけることでドライアイになる方も多いと思います🤔
コンタクトをつけると涙が蒸発しやすくなるからですね💦
ドライアイになると涙の量が減ってしまうため、角膜に傷がつきやすくなります。
目の中にゴミが入ったときも流れにくく、瞬きしたときに傷ついてしまったり…
目薬で涙を足してあげたり、コンタクトレンズの使う時間を短くしたりすることが大切になります✨
また、角膜内皮って聞いたことありますか?
角膜の内側にある細胞なんですけど、この細胞は細胞分裂をしないため一度なくなると再生しないんです😨
左の写真が正常な細胞です。
細胞の大きさはほぼ均等で数も多いです!
右の写真は角膜が減少してきています。
細胞の大きさがバラバラで数も少ないです。
角膜内皮は年齢とともに徐々に減少していきます。
コンタクトレンズを正しく使えていなかった場合、減少速度を加速させてしまう事があるんです💦
角膜は血管がなく涙から栄養をもらっています。
もちろん酸素も目の表面が空気に触れることで取り込んでいるんです!
なので、コンタクトレンズを長時間装着してしまうと、細胞表面が蓋をされてしまい酸欠状態になってしまうんですね😰
では、なぜ細胞の数が減ってきてはダメなんでしょう🤔❓
答えは、細胞が減ると角膜が白く濁ってしまい失明してしまうからです!!
角膜細胞が1000個以下になってくるといよいよ危ないです。
500個より少なくなると白く濁りが出てきます。
こうなると治療する方法は角膜移植になります。
コンタクトレンズは普段何気なく使ってる人が多いと思います。
今はネットでも買えますし、眼科に行くと時間がかかりますしね😅
しかし、知らない間に目を危険に晒しているかもしれないってことは覚えててほしいなって思います🥺
目に違和感を覚えたとき、普段よりコンタクトが張り付くなって思ったとき、いつでもいいので受診してもらえたらなって思います✨
あと、コンタクトレンズの装用時間を短くして、出来たらコンタクトをつけない日を作ってもらって!
目を労ってあげてくださいね☺️